ずっとあるのがラベル、もしくはプリンタラベルの考え方を受け継いだものだと思っています。ものとデータのインターフェースとなるもの、今はラベルだが、いずれソフトウェアやパソコンになるかもしれない。そこがベースで長いスパンで取り組むべきテーマだと考えています。
感熱ラベルでは3年後、「医療業界を救う」というビジョンがあります。高齢化が進んでいる今、患者さんを診る人たちの高齢化(重いものを持てない、間違いを犯せない)中でこそ、【IOT】が必要になってきます。短期的なところでいうと、医療業界のプリンタラベルの比率を高めている感熱ラベルを提供していく。規格化を進めているのは、現在350種ですが、日本中に必要な規格はすべて規格化していきます。小さな病院でもそこの病院が医療ミスを防げるのであれば、規格化していく。物流の高齢化にも伴ってやるべきこと、やってきたことの延長がある、そういったところに対応していかなければならないと考えています。
10年後は夢物語のようなビジョンになってくるが、ロボット事業がしたい。今のIOTをつなぐというのは現実のものを動かす、その究極は人型ロボットを作って間違いなくものを動かして管理をする。考え方のひとつとしては、患者様を絶対に間違えずきちんと判別ができるような介護士ロボットをつくって患者様が転びそうになったら支えたり・・・・・・。 プリンタラベルの延長には自動機器の延長、そして人型ロボットの製作があります。
みんなを自由にさせている。ひとつの枠には入れていない。
知行合一の「ち」は教えるけどあとはみんなに行動してもらって、みんなで持ち寄って話し合う。ほったらかしの自由ではないけど究極の自由がある。 そんな会社はそんなにはない。うちはかなりシステムアップされてるからシステムの内側に押し込もうと思えば押し込めるが、先を向いて進んでいるから押し込めない。
ここでずっと一生同じところにしがみついていたい人にはきついかもしれない。
常に変化させていく、バージョンアップさせていく。たとえば当社の自動倉庫の一番古い機械は40年前のものだが、ロボットをとりつけてみたり自動機器のように変化させて、最新機器よりも生産効率が良い立派なものを作り上げている。
知行合一の考え方の中で挑戦させて、変化させていく会社はそんなにない。当社は振り出しに戻ることはしない。そして意外にも、全部やめることはしていない、変化をさせていくという魅力がある。