DEUXのコンセプトは、「思考を整理する。」
その元は、初めて手帳を使った日本人、福沢諭吉の「西航手帳」でした。
「西航手帳」が、諭吉の考えを確立させるきっかけとなったように、
DEUXもまた、誰かの思考整理をサポートし
いつの日か「現代の福沢諭吉」を生み出すきっかけになれたら―
私たちは人の「思考する力」に、手帳を通して向き合いたいと考えます。
この現代に、“深く考える人”を一人でも多く増やしたい。
それが「RA.SHIN.K 思考する手帳 2-DEUX-」の願いです。
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初めて手帳を使った日本人といわれているのが、かの福沢諭吉でした。
1861年、諭吉は幕府の「文久遣欧使節団」の一員として乗船し、世界へと乗り出しました。
渡欧の航路は
日本の長崎を出発し、香港⇒シンガポール⇒紅海⇒スエズ運河⇒エジプト⇒地中海を
通ってフランスのマルセイユへ到着。
そこからリヨン⇒パリとフランスを巡ったのち、イギリス⇒ドイツ⇒ロシアまで横断し、
再びパリに戻ってポルトガルを訪れ、元の航路を辿り帰国したといわれています。
地図は、諭吉が「手帳」と出会い購入した、フランスでの軌跡を中心に示しています。
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皆様へ
近代日本人は一冊の手帳から生まれたと僕は考えていて…。それは福沢諭吉の西航手帳です。
幕末、幕府の西洋視察団に随行してきた福沢諭吉は、随行員としての身分の低さが幸いして東洋おたくのフランス人と同部屋になります。フランスの政治のコンセプト(自由、平等、博愛など)を彼から聞いた諭吉は、今のオペラ座のそばにあったフォルタンパペットリで一冊の手帳を買い求めます。おそらくは、視察団の宿泊したオテルルーブル、オテルプラザの部屋やロビーで、限られた時間の中で懸命にメモしたんじゃないでしょうか。
この手帳がなければ「学問のすすめ」も慶應義塾も今の形ではなかったかも知れない。天は人の上に人を作らずというのは、近代日本人の希望だったはずです。
というわけで、そんな人を、その人の作る歴史を変えうる手帳を作るのが今の僕の野望です(笑)。
今回、「DEUXシリーズ」として作った手帳はそんな思いを込めてます。
大層なコンセプトとは打って変わって、極めてシンプルな構造です(笑)。メモにもスケッチにもスクラップブックにも使えるような、適度な厚みを持った紙が考えをサポートします。絵を描くなり、思いつくまま文を綴るなり、押し花を貼り付けるなり、計算式を書いて天体の軌道計算するなり(笑)、自分の感性を自由に解放してください。
その先に未来があります。
用意されたリフィルのダウンロードでプリントアウトすれば、当社のデザイナーの考える「あなた像」で生活する事も可能です。様々な人物像のリフィルデザインが用意されています。実際の自分とは違った「あなた像」になってみるのも一興ですよ。
やるか、やめるか。選択は2択だと言うのが「DEUXシリーズ」のネーミングの由来だと言うことをご紹介して挨拶を終わりにしたいと思います。
当社の「DEUXシリーズ」が皆様の人生の片隅を彩れますよう心から願っています。
Mr.Mこと
ニンジニアネットワーク株式会社
代表取締役社長
村上 忠
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